職人の仕事
マンションの床貼り工事 ― 建具を開けても目地がまっすぐ美しく見えるように
2分で読めます

前回ご紹介した床上げ工事で下地を整えたあとは、いよいよ床材(フローリング)を貼っていく工程に入ります。写真は、リビングから廊下・玄関へと続くお部屋で、フローリングを実際に貼り進めている様子です。
フローリングは、ただ手前から順番に貼っていけばよいというわけではありません。各部屋の間にあるドアを開けたときに、床材の目地(継ぎ目)がズレて見えると、それだけで空間全体の印象が損なわれてしまいます。
そこで施工前には、部屋ごとの位置関係やドアの開閉方向を確認しながら、目地が一直線に通って見えるように割り付け(貼り始めの位置や方向)を計画します。床材を仮に並べながら位置を微調整し、エアタッカーで一枚一枚しっかり固定していきます。
同じ床材でも、割り付け次第で仕上がりの印象は大きく変わります。お住まいになる方が毎日目にする床だからこそ、見た目の美しさと歩き心地の両方にこだわって施工しています。

